12月の京都は紅葉が燃えるように美しく、山々が赤く染まる季節。2025年12月2日から12月7日にかけて、香港国際画院、国際美術研究所、国際美術報社、日本東方美術館の主催による「東方美術展」が京都美術館本館で盛大に開催され、中国と日本の著名な書画家による120点の作品が展示された。

開幕式では、香港国際画院院長、国際美術報社社長劉錫平、国際美術研究所所長、東方美術館館長角谷賢二博士が主催者として挨拶を行った。京都日中友好芸術協会会長、伝統工芸師松田美津雄、大阪日中友好芸術協会会長、日本美術家連盟会員中島裕司博士、日韓美術交友会理事長鳥越翔海、ハンガリーの大阪駐在名誉総領事栗田裕功夫妻、東洋書道学会教授、国際美術報友会会長角谷華仙、元マクセル精器社長芦田信吾、国際美術報友会京都支部長、香港国際画院油画芸術委員会副主席堀井文夫、アジア水彩画連盟会員林ゆかり、デリカビーズ織物協会講師谷村映子、同講師の坂中十三子、京都の芸術家代表堀井陽子、デジタルアーティスト河野研二、『国際美術報』編集者劉山川などが参列した。
来賓登録簿によると、すでに中国、日本、オーストラリア、アメリカ、ロシア、メキシコ、サウジアラビア、シンガポール、韓国、カナダ、スイス、スペイン、フランス、フィリピン、オーストリア、インド、マレーシア、トルコ、ベトナム、インドネシアなど、21か国の観覧者が訪れた。1,000枚の展覧会ポストカードはすべて配布し終えた。

第1展示室には、中国の著名画家鄧華の油彩画《周恩来が田中角栄、大平正芳と会見》と、日本の著名書家角谷華仙が心を込めて揮毫した《周恩来語録》が展示され、多くの来場者の注目を集めた。角谷博士は「今の情勢だからこそ、日中両国の先輩政治家たちをより一層懐かしく思います。彼らは日中国交正常化に大きく貢献しました。周恩来先生の言葉はまさにその通りです」と語った。
記者:坂田有香